M.2 Type 2230 に銅製ヒートシンク取り付け

購入2年の「Dell Inspiron」でブルースクリーンが頻発すると相談される。調べると「SAMSUNG PM991a(M.2)」がBIOS上から消え再起動後85度まで上がっている事が判明

不具合原因

叔母から電話。Windows 11がフリーズし足元を見たらOAタップが赤く点滅。それから起動時に変な画面が出るという。OAタップ交換後、6時間ほどチェックしてきました。

  1. ブルースクリーンとなる
  2. M.2の存在がBIOS上から消える
  3. Web経由でbootしようとしIPv4エラーが出る(叔母が言う変な画面)
  4. 少し経ち(冷めると)起動する
  5. 起動後M.2の温度チェックすると” 85度

SAMSUNG PM991a

M.2を外すと見たことの無い超小型サイズ。発熱で有名なSAMSUNG製、型番は「PM991a」。レビューを調べると高熱になりやすいとの批評。寸法を測り駅前のビックカメラで小型「ヒートシンク」を探しましたが置いてないですね。Amazonで売っている物も本体が小さく取り付け(固定)が厳しい。

SAMSUNG PM991a

M.2 Type 2230 SSD用銅製ヒートシンクセット HM-27

またブルースクリーンが頻発し始めたと連絡あり。マザーボード上の固定ネジを移動させれば一般的な「Type 2280」にも対応する事が判明。定評の「Wd Blue」と交換すれば直りそうですが、OSの入れ換えは膨大な作業量になり断念。
※ 他人のOutlook 移動は心折れる

前回不明だった規格、M.2を取り外すとマザーボードに「2230」と書いてありました。帰宅後、小型「ヒートシンク」探し。

M.2にヒートシンクを付ければ 5度下がる ”とのこと。

定評のある「ainex」から「2230」専用の「ヒートシンク」が発売されていました。解説を読むと両面テープは熱伝導率が落ちるので、「放熱シリコーンパッド」を使用し「耐熱テープ」で固定するとのこと。ヨドバシ.comで購入。

  • M.2 Type 2230 SSD用銅製ヒートシンクセット HM-27 / 757円
  • M.2ヒートシンク・パーツ固定用耐熱テープ HT-15 / 605円
M.2 Type 2230 SSD用銅製ヒートシンクセット HM-27

取り付け作業

両面に色の違う「保護フィルム」が付いていますが「放熱シリコーンパッド」に裏表は無いとのこと。

M.2 Type 2230 SSD用銅製ヒートシンクセット HM-27

接着力は無い。

M.2 Type 2230 SSD用銅製ヒートシンクセット HM-27

ヒートシンク取付の場合もM.2のシールは剥がさない

M.2に貼られているシールを剥がすか悩み検索。

  • 温度は変わらない(誤差)
  • メーカー保証対象外になる
ヒートシンク取付の場合もM.2のシールは剥がさない

完成

放熱シリコーンパッド」に粘着力が無いので「耐熱テープ」を巻くときにズレてしまい難しい。

M.2 Type 2230 SSD用銅製ヒートシンクセット HM-27

Dell Inspiron Desktop 3891

本体内をチェックしましたが、ケースにCPUファン以外付いて無いですね。これでは熱暴走しても仕方ない。負荷をかけて69度が最高でした。しばらく様子を見て貰います。

※ BIOSとWin11は最新状態にしました
※ 公式ツールでハードは全項目”合格”

Dell Inspiron Desktop 3891

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